ドイツで携帯電話を使うなら契約なしのディスカウントプリペイドか、ヘビーユーザーならHandy(電話機)なしのディスカウント・フラットレートがお得です。
携帯電話のコストは人によってはとても大きなコストになっているのではないでしょうか?
私はiPhoneをディスカウントのプリペイドで使っています。
ちなみにドイツではiPhoneはSIMロックフリー版の購入が可能です。ヨーロッパの他の国に行ってもプリペイドのSIMカードを入れ替えるだけで使用できます。ただし、ドイツのSIMロック解除版iPhoneが日本のSIMカードを入れてフルに使えるかどうかは検証していません。
プリペイドでも、Telekom Vodafone Eplus O2など大手のものもあれば、上記の回線を使用しているディスカウントのものがあります。
ディスカウントでも回線は上記の4大ネットを使っているので、つながりが悪いということもありません。
都市部はもちろん問題ないですが、田舎のほうに住んでいる人は自分の住む地域に電波の入りやすい系列のディスカウントを選ぶとよいでしょう。
プリペイドの利点は
- 2年間の契約期間に縛られない
- 基本料金がない
- 使った分だけの支払い
- 休暇中や日本に帰国している間などはもちろん支払う必要なし
- インターネット使用などのオプションをいつでも追加したり解除できる
- 現在使っている電話番号を持っていける
- 残額を自分で追加するか、自動的に追加するか選べる
現在よくある料金設定(Tarif)は相手がどこの携帯ネットワークでも固定電話でも通話1分9セント、SMS1通9セントです。ということは1時間話しても5.4ユーロです。
使用量があまり多くない人や、長期にドイツを離れることがあるような人にとってはプリペイドはとてもお得です。
たまにとても多く使うことがあっても、月の使用量が39ユーロ分以上になれば自動的にフラットレートになり、それ以上はコストがかからないKostenbremse(コストブレーキ)をつけているところもあります。
ディスカウントプリペイドの比較はこちら
http://www.handytarife.de/index.php?beste-discount-tarife
私は電話もネットも多用する方ですが、それでもプリペイドまたは携帯電話機がついてこない契約のほうがお得だと思います。
ちなみに私が使っているのはBlau.deです。ここの料金をご紹介しておくと、
9 Cent Tarif
- 通話1分9セント(全てのドイツの携帯ネット、ドイツおよびヨーロッパの固定電話)
- SMS 9セント
- 日本の固定電話には1分99セント
- EU内での受信1分13セント、発信1分41セント
これにSmart-Optionというのをつけています。
これは一月9.9ユーロでドイツ国内通話100分、国内SMS100通、インターネット200MBが含まれるオプションです。
この範囲を超えると自動的に上記の9 Cent Tarifが適用されます。
Kostenbremseがあるので、どんなに電話やネットをしても月に39ユーロを超えることはありません。
他にも様々なオプションが選べるのが嬉しいです。
例えば、休暇(Urlaub)に行く場合、4.99ユーロでEU内からドイツに7日間に50分まで通話できます
Handy(携帯電話機)が1ユーロやiPhoneが安く買えるような2年契約ですと、電話機が安くてお得なようにみえますが、それはもちろん毎月の基本料金の中にHandyの値段が含まれているからであり、厳密に計算すると、決して安いわけではありません。
また、2年ごとに必ず新しいHandyがいるわけでもないですし、逆に新しいiPhoneが出たらすぐに欲しいなんてこともありますよね。
電話機がついてこない2年契約も最近かなり魅力的な料金プランが出てきました。
通話とインターネットのフラットレートで20ユーロなどがあります。
http://www.handytarife.de/index.php?flatrates
Blau.deですと、2年契約のひと月19.90ユーロでドイツ国内の全ての携帯と固定電話にフラットレート、インターネット月に500MBです。
私もこれに切り替える予定です。
まだディスカウントタリフを利用されていない方、検討してみては如何でしょうか
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