請求書の書き方 − フリーランス・個人事業主の場合

Invoiceドイツでフリーランスの仕事を始めると、会計・見積書や請求書の作成・年次決算・役所とのやりとりなどのやらなくてはならない面倒な事務が待っています。

今回は請求書の書き方です。

必要項目

以下、請求書を作成する時に必要な項目です。

請求書の言語はドイツ語または英語でも構いません。

・相手の会社名(法人格まで正確に)や個人名
・相手の住所
・日付(ドイツ式では日.月.年の順、例:20.10.2014)
・連番の請求書番号(番号が飛んだりしてはならない)

・自分の氏名(フルネームで)
・自分の住民登録の住所
・Steuernummer(税金番号)
・Umsatzsteuer Identifikationsnummer (VAT-ID番号:売上税番号:お持ちの場合)
・Bankverbindung: (取引銀行)
・IBAN: (銀行口座情報)

・支払い期限:例 2週間以内であれば以下のように
例:Bitte überweisen Sie den Betrag auf unten stehenden Bankkonto innerhalb zwei Wochen. Vielen Dank!

名称について

個人事業主の場合社名は身分証明書(パスポート)記載のフルネームになります。他の社名をつけることはできません。ロゴなどで屋号をつけることはできます。

売上税について

売上税(Umsatzsteuer:商品やサービスにより7%または19%)を明示するかしないかは税務署との間であらかじめ確認をします。

年間売上(利益ではない)が17,500€未満であれば明示義務はありませんが、これを超えると明示義務があります。明示義務がなくても、仕事内容によっては明示したほうが良い場合もあります。

売上税を明示する場合には、税抜き額・売上税額・税込み額の3つの額面を明示します。

売上税を明示しない場合は、その理由が示されなくてはなりません。売上が17,500€未満のKleinunternehmerregeln(小規模企業ルール)が適用の場合は、以下の表示をします。

Als Kleinunternehmer im Sinne von § 19 Abs. 1 UStG wird Umsatzsteuer nicht berechnet.

ドイツ国外のクライアントへの請求も基本的に売上税は請求しません。

その他明示の必要のない職業もありますので、その場合もその理由を明示しなければなりません。

オンラインソフトで請求書作成

請求書はソフトを使って作成する場合は、ドイツの法律に適応したソフトを使うことをお勧めいたします。

オンラインサービスであれば、ソフトのインストールやアップデートの必要もなく、自分のPCが壊れてもデータが失われることはありません。

Collmex というオンラインソフトであれば、無料の範囲でもシンプルな請求書作成が十分可能です。請求書の言語はドイツ語と日本語が選べます。

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請求書の送付と保存

請求書はPDFをメール送信で相手に送ることもできます。サインは必要ありません。

一枚は印刷し税務署に申告用の証拠書類として手元に保管します。

一旦発効した請求書は同じ請求書番号で内容を変更・修正することは基本的にできません。変更が必要な場合は、発行した請求書はその番号のままで取り消し、新たな番号で請求書を書き直します。


* ご質問・ご相談等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

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