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住宅ローン利率、年始は1%、11月は4%まで上昇
住宅ローン利率は年始に1%だったものが11月時点では4%にまで上がっています。30万ユーロの借り入れの毎月の利払いが、年始は250€だったものが、1000€になったということです。

こうなると今まで購入できたものが購入できなくなるので、住宅価格の下げ圧力にはなり、今後住宅価格は下がるかもしれませんが、その間にもまだ利上げが続きそうですので住宅ローン利率が上がる可能性もあり、悩ましいところです。
住宅価格は減少開始?
都市によってはすでに不動産価格は下がりはじめています。
” Saarbrückenでは年始からすでに11.9%下落 ”
https://www.saarbruecker-zeitung.de/sz-spezial/immobilien/eigentumswohnung-die-preise-fallen-in-diesen-staedten-stark_aid-79349269
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ドイツ全体で見ると、新築価格はまた少し上げてきましたが、それ以外は今年になってから下げています。
https://wohnglueck.de/artikel/immobilienpreise-54859 より
2021年までは住宅価格は高騰していた
ちなみに2021年は前年比で11.3%も上昇していました。以前はユーロ圏の不動産はおよそ年3-4%くらいの安定した上昇でした。2008年のリーマンショック以降は低金利が続き、その影響もあり2015年くらいからはかなり不動産価格はあがっていましたので、今後その反動はあるかもしれません。
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