訴訟保険 Rechtsschutzversicherung

訴訟保険では、弁護士代、裁判費用、証人喚問費用など訴訟に必要な費用を補償することができます。

相手に訴訟を起こされれば、言葉も分からない上に弁護士を雇ったり、裁判のための費用などがかかってしまいます。また訴訟に負ければ訴訟費用や賠償金を支払うことになるかもしれません。その時に、訴訟保険があれば安心して受けて立つことができます。

また、相手の不当な振る舞いや損害のために、自分が訴訟を起こしたいこともあるかもしれません。訴訟保険に加入していれば、裁判費用を気にせずに裁判を起こすこともできます。ということは、訴訟保険に入っている人は裁判を起こしやすいので、そのような人からは訴えられやすいということにもなります。

例えば、ちょっとした車の接触事故で相手側に非があったとしても、その相手が訴訟保険を使って訴えてくるということがあります。その場合には下手をすると裁判費用の一部を負担させられたりすることにもなります。

訴訟保険のカテゴリー

訴訟保険には主に交通法規関係(Verkehr)、雇用契約関係(Beruf)、賃貸契約関係(Wohnen)、プライベート(Privat)の4つのカテゴリーがあります。それぞれを別に加入することもできますし、任意のものを組み合わせることも可能です。それぞれ例えば以下のようなケースで訴訟になった場合に補償を受けられます。

Verkeher(交通法規関係)

相手のある事故の時のみならず、スピード違反など自分が交通法規に違反した場合の罰金や免停などの処分に不服な場合にも使用することができます。運転をする方は加入しておけば安心です。毎月保険料は6ユーロくらいから。世界中で保証あり。

Beruf(雇用契約関係)

雇用主から不当に解雇された場合などに使用します。ただし、例えば短期間のうちに2回解雇され、その両方で保険を適用したりなど多用すると、保険会社から解約されることもあります。そうするとその履歴が残ってしまい、他の保険会社であっても訴訟保険への加入ができなくなってしまいますので、 保険を使うのは本当に必要な場合や、訴訟額が高額の場合などに限定したほうがよいでしょう。

Wohnen(賃貸契約関係)

不当な立退きを要求された、敷金が帰ってこない、不当に修理の請求をされた、などの場合に使用できます。

Privat(プライベート)

送られてきた通販の商品が壊れていた時、旅行会社や税務署などとのトラブル、慰謝料を請求したい場合などに使用できます。

Vermieter(大家)

入居者が家賃を支払わないなどのトラブルの際に使用できます。

契約期間

他の損害保険と同様に、通常最低契約期間は1年で、1年ごとに自動更新されます。支払いは毎月、3ヶ月おき、年間払いなどが選択可能です。3年契約や年間払いでの割引があります。

解約の場合は契約が更新される3ヶ月以上前までに解約通知を出します。

保険料

保険料は、どのカテゴリーを選択するか、シングルかファミリーか、年齢等によっても異なります。以下のフォームよりお問い合わせください。

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