両親等にシェンゲンビザの範囲の3ヶ月まででドイツに来てもらう場合など、ドイツで健康保険に入っておくと安心です。またそれ以上の滞在ではビザ取得のためにも保険加入が必要になります。
目次
国保を利用する
ドイツの保険に入っておくことも大事ですが、短期の旅行健康保険は保証内容に制限があります。ドイツ渡航の場合でも日本に住民登録は残しておき、国保に継続加入していれば海外での医療費も保証されます。
♦参考資料
■ 海外療養費について(PDF) – 厚生労働省 平成26年10月6日
詳細は各自治体にお問い合わせください。
74才までの場合
Care Economyで1日から2年間までの保険に加入できます。短期滞在の場合、またビザ取得までの間などに加入しておくとよいでしょう。
毎月保険料は
・64才まで50€
・74才まで126€
既往症は適用されません。詳しくは以下をご覧ください。
75才以上の場合
ADACのIncoming-Krankenversicherungだと年齢制限がなく6ヶ月まで健康保険に加入できます。直接以下で申し込みます。
※ 既往症は適用されません。
2年以上の長期滞在、75才以上で6ヶ月を超える滞在の場合
この場合は法定健康保険ではAOKかBarmerで加入できるかどうか打診します。条件により断られるケースもあります。以下の条件でビザが降りたケースはあります。
・日本で身寄りがない高齢者
・日本の国保に継続加入
・弁護士を通してビザ申請
必要な方は弁護士を紹介致します。
⇒ 問い合わせはこちら
100才まで加入できる保険
なんと100才まで加入できることになっている保険もあります。アメリカの大手保険会社Cignaです。この保険は世界中で有効なので居住国を変える度に保険を変える必要がなく、移動の多い国連職員なども利用している保険です。
ただし、高齢で加入すれば保険料は高く、70才での加入では毎月保険料は600€、80才では800€を超えます。また、ドイツの保険ではないためこの保険でスムーズにビザ取得ができる保証はありません。
* 既往症には適用されません。