資産運用って必要?

資産運用ときくと、資産など持っていないし、金融商品などに手は出したくない、だから自分には関係ないと思われる方も多くいらっしゃると思います。

しかし私たちは皆、収入を得て税金や社会保障費を払い、車や住宅を購入したり、保険に入ったり、老後に備えたりしています。これらもみな資産運用に含まれるのです。

 

日本でもドイツでも80年代くらいまでは、個人が資産運用の心配をしなくても、国の健康保険や会社の年金で十分にやっていくことができました。

その後も比較的豊かな日本やドイツですごしてきた私たちにとっては、資産運用ときいても積極的には考えてこなかった人も多いようです。

実際統計上も日本は圧倒的に資産運用に対する意識が低く、次いでドイツとなっています。ところが少子高齢化社会により強制年金だけでは手取りの半分から3分の1になってしまいます。健康保険でカバーされるものが減ってきていること、そのために様々な助成金が用意されていることは私たちも知っています。

じゃあ、どうしたらいいのかとなると複雑な制度や、何百もある銀行や保険会社のどの商品をどう選んだらいいのか自信を持って答えられる人はかなり少ないのではないかと思います。

また、今は過去50年で最低の金利、30年今の家賃を払っても何も残らないけど、同じお金で住宅を買えば後は家賃はいらない、だから今「住宅は買い」といいますが、本当でしょうか?

株式市場も不安定になり、今はバブル頻発の時代とも言われています。銀行から電話がかかってきて、預金でFonds(投資信託)を買ったほうがいいと言われたので買ったら、リーマンショックで暴落、どんどん下がるので泣く泣く売却、銀行に対しては立腹、という話も巷ではよく聞きますが、どうしてこういうことがおこるのでしょうか?

ゲームのルールを知らなければポーカーをしても勝てませんよね。ゲームの条件もきびしくなってきているので、お金のルールも最低限知らなければ、これからは老後もまともに暮らせない時代になってきています。

先進国で老後までの生活を賄うためには相当な額のお金が必要です。でもお金の知識やルールは学校では教わりませんし、親も教えてくれませんでした。むしろ、お金のことを考えるのはよくないという意識さえあるかもしれません。

しかし、まだまだ現在の資本主義の世の中ではお金は必要ですし、今後もすぐにはなくならないでしょう。そこで老後や子供の世代も幸せに暮らしていくためにも、ひとりひとりが資産運用について学んでいく必要があるのではないかと思います。

 

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