ドイツにはBausparkasseという金融機関があります。
貯蓄口座のように使えば銀行よりも有利な利子がつきます。
また自分の貯蓄したお金を担保に低利子でお金を借りることもできます。
本来は住宅ローンや改装費用のためのローンを組むためのものですが、2万ユーロくらいまででしたら使用目的を問われずに低利子でローンを組むことができますので、どなたでも貯蓄プラス万が一お金が必要な時のためにしておくとよいものです。
以下のような使い方ができます。
– とりあえず銀行よりも有利なところに貯蓄したい方:銀行よりも有利な運用が可能です。
– 将来住宅を買うかどうか迷っている方:早めにBausparでの貯蓄を始めておけば、将来低利子でローンを組むことができますし、住宅を購入しなければ、利子がついて払い戻されます。
– 住宅購入予定の方:住宅購入の際は必ずBausparを組み合わせることをお勧めします。そうすることで、将来の利子を確定し、より短い期間での返済が可能になります。
* 住宅ローンを組む際に銀行ではBausparを勧めてくれないこともありますのでお気をつけください。というのは住宅ローンは銀行の大きな収入の一つですが、銀行からの貸出のみで長期に借り入れてもらい高い利子を払ってもらったほうが儲かるからです。
– 車を所有している方:車は事故などの際はすぐにでも新たな車が必要になることがあります。現金で買うことができれば一番いいのですが、ローンを組めば2重に利子を損します。貯蓄しておけば付いた利子と、借りることによって支払う利子です。
車は新車で買うと高いですし、少しでも乗ればもう中古車として価値が落ちていきますので、経済的な面を考えるならば中古車を購入するほうがはるかにお得です。ただ、中古車購入でローンを組めば高い利子を払わなければなりません。
Bausparだと例えば1.4%からのローンが可能です。
– 子供のための積立:運転免許をとるための資金や、将来別の街の大学に行くようになるとある程度まとまったお金が必要になります。そのために貯蓄したり、足りない場合には低利子での借入も可能です。
– 将来独立資金を貯めたい、また借りたい方
– 20代の方にもお勧めです。貯蓄は早くから始めておいたほうが将来はるかに楽です。車や趣味のためのお金、また結婚してからの住宅購入資金としてなど。
ということで万能薬的に使えますので、Bausparは中長期用の資金として必ずしておくとよいと思います。Bausparも機関によって条件は様々に異なります。
Bausparにご関心のある方、住宅購入を考えられている方、まずはお問い合わせください。
■ ↓ この記事が役にたったという場合は応援クリックお願いします。
■ニュースレターにご登録ください!