ドイツでの生誕地の登録は
将来の年金受給にも関係します

ドイツで身分証明に必要なのは以下の3つです。

名前
生年月日
生誕地(県名ではなく都市名)

都市によって異なるようですが、住民登録時には生誕地も登録する場合があります。またドイツで雇用されると社会保障番号が付与されますが、その際には必ず生誕地が必要になります。

この時に、パスポートを元にすると本籍地が、戸籍謄本を元にすると生誕地が登録されます。生誕地と本籍地は異なる場合があるので、人によっては生誕地ではない場所が登録されてしまいます。

結婚その他の事情で本籍地は変更になることもありますから、そうするともうパスポートにも戸籍謄本にもない地名が登録されたままになってしまい、書類で本人確認ができないということになりかねません。

本人確認ができないといろいろと不都合が生じ、年金受給の際にも面倒が生じたりします。

ですので、登録の際は実際の生誕地で登録をしたほうがいいです。生誕地とは異なる本籍地で登録してしまった場合には、どこかの時点で戸籍謄本を元に修正をしてもらったほうがいいでしょう。