リースター年金(Riesterrente)などをされている方は、補助金がちゃんともらえているかを毎年チェックしてください。
3月になるとそろそろ前年分の書類が届いているのではないでしょうか。
何枚も書類がくると思いますが、その中で
Bescheinigung nach § 92 EStG
と書かれているものがあると思います。ここの Zulage(補助金)の項目でいくらの補助金を受け取っているかが分かります。
また、確定申告をしている方はこの書類を提出します。
補助金額は以下の通りです。
大人一人あたり 154€
子ども一人あたり 300€ (2008年以降生まれ)
185€(2007年以前生まれ)
父親が働き手の場合は、子どもの補助金は母親につけていると思います。そうでない場合は母親につけるようにしたほうが、夫婦間で将来の年金のバランスがとれます。(母親が働き手の場合は逆)
上記の補助金がもらえていない場合は、補助金申請手続きがされていないかもしれませんので、すぐに保険会社に連絡をとってみてください。
補助金が上記の金額に満たない額しか出ていない場合は、積立額の設定が間違っている可能性があります。または、収入の変化によっても変わることがあります。積立額を変更して補助金をフルにもらったほうが良い場合もありますのでご確認ください。
リースター年金(個人年金)は子どものいる家庭向きの補助金制度です。子どもがいない家庭や、高収入の場合はあまり利点がないこともあります。
また、公式にはEU外に移転した場合には、補助金部分はカットになります。自分で負担した分については、もちろん戻ってきます。
将来日本に戻る可能性が高い場合や、子どものいない家庭の場合は、所得税控除対象となるBasisrente(Rüruprente)のほうが適している場合もあります。
詳しくはお問い合わせください。
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