老後は日本で、、、その頃の日本はどうなっているのか?!

老後は日本でおいしいものを食べて、温泉に入ってのんびりと、なんてイメージますが、、、その頃の日本はいったいどうなっているのでしょうか?
 
人口動態というのはかなり正確に予測できるようです。
 
 
(参考資料は総務省、厚労省、内閣府防災情報サイトより)
 

人口の減少

 
2060年には
 
・人口は4分の1減少し 9000万人を割ることに。
 
・4割が高齢者、単独世帯の半分は高齢者
 
・1人の老人を支えるのはたったの1.2人
 
・居住地の2割以上が放棄され廃墟の街がいたるところに
 
という目をつぶって想像するとすごい世界が現れます。
 
 
 
 

どこもかしこも老人だらけ

4割が高齢者になる世界、周りも老人だらけで、レストランやサービス施設に行ってもそこで働く人も老人ばかり、、かもしれない。
 
高齢者ひとりあたりの成人(20歳以上)の人数はたったの1.2人。納税者はさらに減るでしょうから、一人が一人を背負うようなことになります。
 
自分はユーロ建ての年金をもっていればいいかもしれませんが、周りには貧困の高齢者が溢れているかも。

全国に廃墟が

北海道では半分が、中国・四国地方では4分の1が廃墟と化す。大きな街は残っても、その間には廃墟となった街が。。
 
 
実際すでに「廃墟」で検索すれば Youtubeにもたくさん出ています。
 
 

40年以内に巨大地震か、富士山噴火も?

40年以内に巨大南海トラフ地震がおきる確率が90%。こうなると太平洋側のリスクはかなり高いことになります。とはいっても直下型地震はいつどこで起きるかわからず過去には北陸でも大地震は発生しています。
 
定期的に噴火している富士山もいつ噴火してもおかしくないし、巨大地震が起こればその影響で噴火が起こる可能性もあり、そうなると震災の後片付けをしている時に噴火がおこり、溶岩流が流れる可能性のある地域があるのはもちろん、火山灰は西風にのって関東に広がり、首都東京にも降り注ぎ都市機能が麻痺してしまいます。
 
 

年金はどうなる

高齢化、ひとりが一人を支える時代になっていくということが、日本の年金は積立金額は上がっていき、受給額は下がっていきます。
 
円安が進むならユーロ建て年金があれば有利かもしれませんが、、、
しかし、エネルギーを輸入に頼っていれば物が全て安いということにはならないかもしれません。となるとますます貧困化が進んでいるかも。
 
人口動態の予測はそれなりに正確のようです。日本は世界で1番高齢化していて、実際20年前から人口減少問題は言われていますが何も対策ができていないので、今後も近いうちに大きな対策がなされるというのは期待薄です。今後より有権者が高齢化していくのでなおさらです。
 
かなり暗い話ですが、現実ですし、実際自分が日本に帰るとしたらどこに住むのか、日本以外のところに住むのかなど、将来の計画を立てる上でも意識せざるを得ません。
 
ちなみに中国は力をつけていますが、今後人口減少も一気にやってきます。
アメリカはやはり若い国で、しかも若い才能のある人が世界中からやってくるので、その繁栄はまだまだ続くかもしれません。
ドイツは、ヨーロッパの中では経済も強いので流入する移民人口があり、人口は減少しておらず微増しています。そういう意味での安定性はあると思います。
 
 

参考資料