年金の請求方法は?
独日社会保障協定により日本とドイツ両方での年金加入期間を併せて年金を請求する場合、その時に住んでいる国でまとめて請求することができます。
ドイツの年金を日本で受け取る方法は以下の3つがあります。
- 日本円による日本口座への振り込み
- ユーロによるドイツ口座への振り込み
- 日本国内の住所への小切手の発送
日本の年金をドイツで受け取る場合はユーロ建てでドイツ口座に振り込まれます。
ドイツの年金は月1回、日本の年金は2カ月に1回偶数月に支払われます。
インターネットバンクに口座を持っておけば維持手数料なしにドイツに口座を保持することができます。ドイツに口座があればドイツの年金をユーロでドイツで受けとるということもできますし、またプライベートで加入した年金を受けとるにはドイツに口座をおいておくことが必要です。
将来日本に帰ることを考えている方でも、将来のための備えはなんらかの形ですることをお勧めします。お金の運用は時間が長いほど複利効果で増え方が大きくなるからです。後になってから備えをするにはそれだけ月々の負担が増えて大変です。
(こちらの記事「将来の備えは早いほうがいい」を参照ください)
5年以上の中長期でドイツに滞在される場合は、条件によってはプライベート年金への加入も考慮にいれることができます。
それぞれのケースで詳しくお知りになりたいかたはご相談ください。
(お問い合わせはこちらです)
ドイツの年金相談窓口
ドイツ年金保険庁 (Deutsche Rentenversicherung Bund)
TEL: 0800-100048070
www.deutsche-rentenversicherung-bund.de
または、お近くの出張所
日本の年金相談窓口
社会保険庁運営部 年金保険課
東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL: +81-(0)3-6700-1165
http://www.sia.go.jp/seido/old-kyotei/tetuzuki/tetuzuki11.htm
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