日本にあるお金をどうする?

  
日本である程度の貯金があったり、遺産をもらったりしている人は、そのお金をどのように扱ったらよいのでしょうか?  

円高

まず現在の状況ですが、為替はドル円で過去最高水準の円高です。今日11月24日レートで1ドル=77.125円。ユーロ円でも102.852円をつけています。

現在の円高は円高バブルとか、消極的円高、最後の円高などと言われています。この円高が長く続く理由はありません。

今の円高水準は日本円の資産を他通貨に変えるチャンスです!

超低金利

2011年11月24日付けの日銀情報によれば、普通預金の平均年利が0.02%!
1000万円以上の10年定期でもたったの0.246%です。

ドイツで現在貯蓄口座で利子は1-2%
ドイツの住宅金融(Bauspar)で7年おいておけば4%近い利子がつきます。(2011年現在)

ということは100.000€を日本においておくと10年で利子は2531€、合計102,531€。
利子で増えた分はったの2.531%。

同じ額をドイツで4%でおいておくと合計147,124€、47.124%の増加
約1.5倍になりますね。

そしてその差は44.593€

  

インフレ

日本はバブル崩壊後のデフレが相変わらず続いていますが、ドイツでは長期的にみれば3%以上、ここ数年でも2%以上のインフレ率です。

ということは、2%以下の日本の口座にお金をおいておくだけで、あなたのお金はどんどん減っていってしまいます。

例えば長期的に平均的な3%のインフレだと、100€の価値は10年ではいくらになると思いますか?

25%目減りして75€の価値になってしまいます。
そして、ということは同じ価値を保つためにはなんとか運用して135€になっていなければなりません。

これが20年になると、何と今の100€の価値はたったの56€です。
そして、181€ないと同等の価値のものが買えないことになります。

  

以上みてきたように、日本にそのままおいておくことのデメリットがおわかり頂けたのではないかと思います。

今後もずっとドイツに住む方も、いずれ日本に帰ることを考えている方にとっても、もし日本に資産のある方はユーロに移しておくなどの資産運用を考えてみてはいかがでしょうか?

 

その他ドイツでの資産運用に関してのお問い合わせはこちらからどうぞ

  
  

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