ユーロへの両替で手数料を節約する

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円が上がった、下がったといいますが、円をユーロなどの外貨に換えるためには、円が高いほうがいいですね。

レートのいい時に換金するとして、換金するには手数料がかかります。

換金手数料

手数料には2種類あります。
1.換金手数料 ー 換金1回あたりいくらかを払うもの
2.為替手数料 ー 為替レートに上乗せされる手数料

「換金手数料無料」といった表示がありますが、為替手数料が無料ということはありませんので、両方を確認しないと手数料が本当に安いのかはわかりません。

「手数料無料」で釣っておいて、為替レートにたくさんのせているということはあります。

さて、実際に換金するときのレートというのはどうなっているのでしょうか?

為替レート

為替レートには以下のような種類があります。

仲値(TTM)
売値(TTS)  銀行がその外貨を売るレート
買値(TTB)銀行がその外貨を買うレート

空港などの両替所にいくと、売値と買値のレートが出ていますね。その中間の値が仲値です。売値・買値という言葉は銀行側からみた売り買いのことです。

銀行は毎日この仲値を更新しています。銀行によっても仲値は異なります。

そして、この仲値に対して、大手銀行ではユーロの場合1.5円(米ドルでは1円)の手数料をのせます。

ですので、

仲値 TTM:140円  の場合
売値 TTS:141.5円
買値 TTB:138.5円

つまり円でユーロを買うのは高く、売るのは安いわけです。

ご参考までに以下は三菱東京UFJ銀行の為替相場表です。日々更新されます。

この場合、売値と買値の差は3円あります。これを「往復3円」とか「スプレッド3円」といいます。

ユーロに換金する場合1ユーロあたり1.5円の手数料がかかるわけですから、1ユーロ138円では1.09%の手数料ということになります。

100ユーロでは150円です。たいしたことないですね。
1.000ユーロでは1500円。それなりにかかります。
10.000ユーロでは1万5千円。うーん。
100.000ユーロでは15万円。結構します。

ところが、この仲値(TTM)にのせる1.5円というのは、定額で決まっているわけではなく、金融機関によって異なります。

銀行によっては 90銭 というところもあります。

手数料を節約する

ところがFXという外貨取引を利用すると、これがなんと「スプレッド1銭」だったりします。つまり円をユーロにするだけなら片道で0.5銭です。1.5円は150銭ですからなんと換金手数料は300分の1ということになります。

ということは、

100.000ユーロで15万円した手数料が、たったの500円で済んでしまうわけです。14万9500円得をしてしまいます。

なんでこんなに安いかというと、FXでは毎日大量の為替取引が行われており、FX業者もたくさんあるので、価格競争が起きて、手数料はすでにミニマムになっているのです。

FX取引にリスクはないの?
FXは通常投資に利用されるのですが、レバレッジをかけずに単に1対1で換金するだけならば、銀行や両替所で換金するのと同じくただの両替なので全くリスクはありません。

それでは具体的にはどうしたらいいのか

続きはこちらをご覧ください。=> 「日本からドイツへの送金方法」


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