日本への一時帰国ですべきこと

日本への一時帰国では、家族や友達と会ったりと忙しいでしょうが、帰国時にしておくといいことを以下に挙げてみます。

1.インターネットバンクの口座開設
2.インターネットバンクで海外送金の申しこみ
3.インターネット証券
4.FX口座の開設 – 大きな額をユーロに換金するため
5.国民年金の支払い免除

1.インターネットバンクの口座開設

インターネットバンクは支店のある既存の銀行よりも、手数料が安い・利子が高いなどのメリットがあります。

オンラインで海外送金も可能な銀行を選びます。楽天銀行では2013年6月より個人でもオンラインでの海外送金が格安でできるようになりました。

口座開設には、有効な運転免許証や住民票が必要です。どちらも無いという方でも、帰国時のみ数日間でも住民登録をすることができます。ただし、1月1日や、毎月1日に住民登録があると、住民税がかかるなどということがありますので、各自治体にあらかじめ確認したほうがよいでしょう。

インターネットバンクについては以下の記事もご参照ください。

「インターネットバンクは実態のある銀行です」

 
2.インターネットバンクで海外送金の申しこみ

2013年6月より楽天銀行でも個人の海外送金ができるようになりました!外貨で送金なら手数料は750円です。1回に100万円まで、ひと月に200万円、一年に500万円までの送金が可能です。

そのためには、口座開設とは別に手続きが必要です。これをしておけば、ドイツにいながら、人に頼むことなく、自分でオンラインでドイツの口座への送金が可能になります。

 
3.インターネット証券

まだ投資未経験の方でもこれを機会に、証券口座を開いてみては如何ですか?

まとまった日本円がある方は、資産を現金だけで置いておくと、為替リスクやインフレ時には目減りしてしまう可能性もあります。一部の資産を債権や株式の投信やインデックスとして持っておくことで、リスクの分散ができます。

ただし、よく分からないからと銀行に行って相談することはお勧めしません。自分にとっていい商品を薦めてくれるとは限らないからです。

ネット証券でまずは口座を開き、ご自分で勉強をして、リスクの高くない方法で少しずつ始めたらいいのではないかと思います。

 
4.FX口座の開設 ー まとまったお金を換金したい場合

まとまったお金をユーロに換金したい方にとって、一番手数料のかからない方法は、FXで換金して海外送金することです。為替レートにのせてある手数料は、通常1€あたり、1.5円もありますがFXでは10銭程度でできてしまうので、大きなお金になると大きな差がでます。100.000€あたりでは為替手数料が15万円かかるところが、その10分の1程度ですみます。送金手数料は別途必要です。

こちらの記事もご参照ください。「日本からドイツへの送金方法」
 

5.国民年金の任意加入の停止

日本の国民年金を継続するかどうかは検討すべき価値があります。

詳しくは以下の記事をご参照ください。

「ドイツ在住でも国民年金はらうべき?」

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それでは日本の滞在をお楽しみください。

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